東大病院

東大病院へ。
11:00の予約なので10:00に病院に着くように計画したら電車と徒歩で約2時間。やっぱり遠い。

東大の敷地内ということで大きくて
予想外に綺麗だった。敷地内にLawsonが多い。

入口に今日の予約数3xxx人と出ていた。
これはガンセンターくらい時間かかりそうだ。

予約といえど初診なので初診受付で紹介状のデータを渡した後、データを取り込んでもらうまで待っていた。

データ量が多いので予想通り時間がかかり初診受付だけで11:30。
予約時間は過ぎていたけれど事務の方で調整してくれているとのこと。
呼び出し機等を受け取り担当の先生の病室で待つこと12:00ようやく病室に呼ばれる。

先生「いろいろ検査をした結果キャッスルマン病で切除になったようですが難しい箇所ということでコチラを紹介されたということですね。」

紹介状のレポート等を読みながら

「あ、ガンセンターで○○先生にもかかったんですね」

「なるほど。治療は切除となっていますけどキャッスルマン病を治すということになると血液内科の担当なんですが前の病院では診察されました?」

また化学治療の可能性がでてきた。
妻の顔が曇ったのがわかったので

私「私達は直接うけてはいないですが、前の外科の先生からは血液内科の先生と全体カンファレンスで話はして手術で切除となっていると聞いていました。」

「そうですか。コチラでも珍しい病気ですし治療としてはいろいろな部署と連携しないといけないモノなので血液内科の先生の診察予約も入れさせていただきますね。それで切除すべきなのか薬をつかうのかをコチラで判断させてください。やっぱり焦る気持ちはわかりますが手術のリスクと珍しい病気なので慎重にやらせてください。もし手術になったら5-6時間くらいかかるようなものだと思いますし血管や神経を考えて完全切除にはならないかもしれないです。」

妻「ちなみにガンかもしれないと言われた時期に妊孕性の保存で受精卵を凍結してまして妊娠したいのですが、完全切除できない場合でも妊娠した場合のお腹に邪魔しないくらいは切ってもらえないですか?」

先生「腫瘍がつるっととれればいいのですが周りの組織に癒着しているとまた難しいので開けてみないとなんとも言えないですね」

私「この間の部分切除では癒着はなかったと聞いてはいますが。」

先生「CTの腫瘍周りのモヤモヤが癒着のような感じで気になってるんですよね。ちょっと前の病院の先生にも開いた時の腫瘍の状態を詳しく聞いておきますね」

どこでも慎重になる話は一緒なのでそこはもう任せる。

我々「よろしくお願いします。」

「今日は部分切除後の状態を知りたいのでCTと入院の為の検査を受けてください。お時間は大丈夫ですか?」

CTも当日できるのはありがたい。
「大丈夫です。」

先生「では明日血液内科にまた来てもらって、この次に私の診察でお会いするのは21日で良いですか?その日までに内科の先生と手術するかしないかや手術する場合は他の科の先生達と調整して入院日を決められるようにしておきます」

慎重ではあるけど手術自体には自信がありそうな印象だった。

私達「よろしくお願いします。」

その後、レントゲン、呼吸器、採血、尿検査、CTを撮って終了。

会計が終わったのが16:00。
やっぱり一日がかりだった。