約1ヶ月ぶりの病院。
ようやく手術の日程が決まると思っていたのだが違った。ならば聞きたいことがいっぱいある。
先生「やはりまず確定診断をつけるために部分切除でいかせてもらいます。診断をつけてから薬物治療になるのか全切除しましょう。」
私達「・・・わかりました。部分切除して診断がおりるまでにどのくらいかかりますか?」
先生「2週間~3週間くらいかかります。」
私達「ということは全切除になるなら来年ですか?」
先生「そうなっちゃいますね」
年内で終わると思ってたのでがっかり
私「ガンセンターで悪性リンパ腫の可能性は否定的って言われてましたけどそれでも全切除はできないのですか?」
先生「針生検でとりきれてない所がある可能性を考えてと、悪性リンパ腫の場合は再発を考えると全部取る意味はあまりないですしやはり神経が通っている所なので慎重にいかないと。」
私「わかりました。悪性リンパ腫ではなかったとしてキャッスルマン病だとしたら、限局的なものと身体全体のものとあるみたいですけど妻のは限局的っぽいですけどその場合結局切除して経過観察ですよね?」
先生「たしかに限局的の場合は全切除にいきます。ただ足の神経が近いので後遺症の恐れがある場合は切らずに経過観察もありえます。そのためにはまず確定診断をつけましょう。」
私達「悪性リンパ腫ってなった場合自覚症状がないので薬物治療の前に妊娠出産してもよいですか?」
先生「婦人科の先生と相談しないとですがそれはちょっと難しいです」
私「針生検でガンの可能性は低いと言われている13cmの腫瘍が転移も自覚症状もない物でもガンの場合ってあるんですか?」
先生「それはあります。国立ガンセンターからも部分切除あるいは全切除して調べてくださいということでしたしね。」
私「逆に部分切除なら大きく切り取って神経に触る所は手をつけずに経過観察はダメですか?」
先生「治療となると手をつけるならしっかり全切除する方針なのでそれはしないです。」
私「では限局的キャッスルマンの場合で切除しないで妊娠できますか?お腹圧迫してしまいませんか?私達はガンセンターに行った時からガンという覚悟を決めて受精卵を凍結してまして妊娠出産が一番重要なんです。できるだけ切り取って欲しいです。」
先生「うーん…。確かに残しておくと邪魔になると思うのですがこれはやっぱり婦人科の先生と相談させてください。今は何も言えません。」
私達「うーん…では部分切除はいつできますか?
(1ヶ月あって決まってないことないよね)」
先生「なるべく早く・・・来週空きの時間があればそこでと思っています。ダメな日はありますか?」
私達「ないです。
(決まってないんかい。こちらも予定あるけど合わせるから早くしてください。)」
先生「なるべく早くご連絡します。それではお大事に。」
私達「お願いします。ありがとうございました。」
後腹膜腫瘍がやっかいなのはわかりますが慎重すぎやしないか?
(資料によると限局型キャッスルマン病の病変部位は胸部が多く、次いで頚部、腹部、後腹膜の順であるらしいので確率的に悪性リンパ腫を先に疑うのかもしれないけど・・・)
と思うのは一回ガンセンターに行っていろいろ覚悟したからなのだろう。
早ければ来週入院なのかな?